2015年11月7日土曜日

「棘」

現時刻11/7 21:20
今日一つの思いが成就された。
高円宮杯U-15サッカーリーグ・長野県中信1部への来季昇格が決まった。
通称ユースリーグに参戦初年度からアラグランデはずっと2部だった。
3部に落ちそうになった年もあった。
昇格の可能性のあった年もあった。
それは私にとっても忘れられない悔しさとなって今まで棘となって胸に刺さっていた。
それは4年前の2011年、次男が中学3年生の出来事。
ユースリーグの昇格・降格はその年によって違いがあります。
2011年は中信2部はA・B・Cと3グループ、1位のみ昇格、それ以外は全て昇格の可能性がありませんでした。
アラグランデは最終節を残してCグループ1位、最終節は2位のチームとの直接対決。
この最後のゲームに受験を控えていたこともあり3年生は2名。
結局このゲームを落とし2位に順位を落とし大手をかけていた昇格を逃してしまいました。
次男はどう思っていたかわかりませんが、私はこのシーズンの終わり方がいまだに尾を引いていました。
実は今日仕事が入っていました。
4日前、🌾コーチから「7日の入替戦、是非観に来てもらえませんか?」と。
行って良かった。
こんなに熱くなれたゲームは滅多に観れないだろう。
現役の選手の父兄だけじゃなく、OBもいた、OBの父兄もいた。
1試合目の残り1分の劇的な気持ちで奪ったゴール。
2試合目決定戦の0-1からのアラグランデのサッカーで奪った後半の3得点。
たかが地区リーグの2部から1部への昇格かもしれない。
まだまだ上がある。
でもそんな小さな事でもない。
そしてまたここから始まる。

家に帰ってホームページの更新作業をしていたら🌾コーチから電話がかかってきた。
少し声が震えているように感じた。
ほぼ毎年🌾コーチとユースリーグをバスで一緒に帯同してきた。
選手の前では喜びや悔しさを表に出すのを控えていたと思う。
電話ではそんな抑えていた思いを少し話してくれた。
長く行動を共にしてきたけど、何か共有出来た気がする。
4年間の私の引っ掛かりもとれた。
少なくとも私のアラグランデの歴史15年の中で1番の日でした。
今日の出来事が小さな事になるような未来がまた来る日を楽しみにしています。





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