2014年8月25日月曜日

「再開・再会」

7月の終わりから毎週のようにアラグランデ主催大会が行われています。
本部役員という事でお手伝いをさせて頂いています。
そこで「辛いこと」
特にありません。

「嬉しいこと」
数年に渡るこうしたお手伝いや審判としてアラグランデに関わってきて知り合った、長野県はもちろん他県のチームのコーチ達と再開して気軽に話しかけて頂いたり出来るようになった事。

「嬉しいけど考えさせられること」
昨日の事ですが4年生のあるお母さんから名前で声をかけられました。
「ブログの更新まだですか?」と。
こんなつまらない独り言を気にかけて頂いてること、それなのに更新が滞ってること。
昨年の夏からジュニアやジュニアユースと帯同することがなくなってきた為、アラグランデをネタに書いてきた私にはネタ不足という現実があるわけでして・・・。
ウチの子は大学2年と高校3年生、4年生の選手とは絡んだことが無いのですが、こういう形で違う世代の選手やご父兄とつながりが出来ることは嬉しいことです。

今日は本部にはスタッフ以外で私ともう1人OBが手伝いに来てくれていました。
長男と同級生の大学2年生。
大阪から帰省中に毎週末はずっとアラのお手伝いをしてくれました。
自分達が小さい頃そうやっていろんな人に助けられサッカーをしてた事、今はわかるから当たり前みたいな感じでやってくれてます。
そしてもう1人OBがスノーハープに突然現れました。
一昨年ジュニアユースを卒業した選手です。
身長かグッと伸びて筋肉も付いて逞しくなった姿。
ゲームの間に4年生とボールを蹴る。
きっと誰だかよくわかってないと思う。
コーチに言われてからじゃなく今度会ったら自分達から「ボール一緒に蹴ろう」って言葉が出るようになればね。
この2日間コーチにいっぱい怒られてたね。
ゲームの事で怒られてはいなかったはず。
怒られてたのは全部オフザピッチでの事。
少しづつ覚えていきましょう。
もうひとつ面白かった事。
あるチームの一人のディフェンダー、相手のロングボールに全部「OK!」と叫ぶ、そしてボールの行き先に猛ダッシュ。
たとえ他の仲間の方が近かろうが関係ない、相手の攻撃は全部俺に任せろって感じ。
どうやっても間に合わない、落下地点を通り過ぎたり余裕で相手にパスが通ろうが関係ない。自分のエリアなんてない。
そしてコーチが叫ぶ「自分でOKって言ったんだから奪ってこい」と。
その言葉に拍車がかかり次も行く行く。
私がコーチだったら「間に合うわけないだろ!考えろ!」とか「仲間の方が近いだろ!」とか言うと思う。
でもそのコーチはそうは言わない。
その選手は相手やボールとの間合いを自分の身体で覚えて行くのだろう。
それはきっと彼のかけがえのない財産となるのだろう。
指導者も「待つ」時間を使う。
何気ない声の掛け方一つで子供は足を止める。
何気ない声の掛け方一つで子供は自分で前に進み始める。
私は数年前自分の子供にどんな声をかけてたんだろう。