2013年7月8日月曜日

「用具」

サッカーで試合をするのに必要な用具といえば?
スパイク?
スパイク履いてなくても試合には出れます。
ボール?
ボール持ってなくても試合には出れます。
ユニホーム?
ユニホームは試合が始まる前にお互いのチーム・審判・大会本部の承認を得たものでないと出れません。
ユニホームの規定には襟がどうとか袖がどうとか細かい規定はそんなにありません。
ですからチームが用意したもの、チームから購入したもの、低学年のゲームなどではビブスでも問題ないので気にしなくて大丈夫です。
ですがここに少し知っておいてもらいたい事があります。
それはアンダーと言われる物などです。
寒い時期などはユニホームの下に長袖シャツを着る事がよくあります。
この時に着るものはオレンジユニの場合は袖がオレンジのインナーシャツでなくてはならないのです。
「袖の色はジャージーまたはシャツの袖の主たる色と同じでなければならない」とルールブックに載ってるのです。
同じ事はスパッツにも適用されます。
ユニホームのパンツの裾からスパッツが少しで 出てるのを良く眼にしますが、これも同色でないとルール上は出場を認められません。
ルールブックに載ってる事ですがリーグ戦などではそれほどうるさくないのが現状です。
公式戦などでは注意される可能性がありますので、購入を考えてる方はコーチに相談してみてください。。
もう一つは?
レガース(すね当て)ですね。
これは試合前に審判のチェックがありますから着けてないと出れません。
なぜすねにだけ保護具を着けさせてるのでしょう?
すね当ての装着がルールで義務付けされたのは1987年からだそうです。
案外最近なんですね!
という事はコーチ達が育成年代だった頃は義務付けされてなかったという事ですね。
なぜルールで義務付けされたかをちょこっと調べてみました。
すねは「弁慶の泣き所」と言われる位衝撃を受けると痛い所ですよね。
サッカーでは足と足がぶつかる事良くありますので、その度に痛がって試合が中断してしまうのを少しでも減らそうとした事が1つ。
もう一つはすね(脛骨)は身体の中でも皮膚の表面と骨までの距離が非常に近い部分です。その為衝撃を分散できず皮膚を傷つけて出血しやすいので、他人への血液感染をふせぐ目的もあったようです。
ちょうどAIDSの流行していた時期でもあったようですし。
用具ではありませんが、ミサンガやピアス・指輪も外さないと試合に出れません。
爪も長く伸びてると切ってきなさいとベンチに戻らされます。
膝のサポーターなんかも金属が使われてる物などは認められません。
小学生の時は少し緩かった審判のチェックも中学生になるとキッチリとしてきます。
子供なんだからいいじゃない!って僕も思います。
でもルールですからつまらない事で試合前にゴタゴタする位なら最初から準備しておく事が大切かなと。

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